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面接の難題「何か質問ありますか?」にどう答える?

内定者

19卒内定者の祝迫智子です! 今回は、就職面接でよくある「では、最後に何か質問ありますか?」にどう答えるのかがテーマです!
株式会社リスペクトの選考は、代表の小原さんへの逆質問が最終面接。19卒内定者も、例に漏れず代表に1対1で質問し続けました。
9月1日、逆質問を乗り越えた内定者同士が経験談を語り合う座談会を開催。内定者を代表して私が、 座談会の様子を皆さんにお伝えします!

 

リスペクトの逆面接とは

リスペクトには、決まった選考フローがありません(詳細が気になる方はこちら! )。他の内定者に話を聞くと、本当に同じ会社を受けたのか? と疑問に思う程フローが違います。

ユニークな選考を行うリスペクトですが、最後だけは全員共通しています。それが、「逆面接」。就活生が質問されるのではなく、「代表の小原さんが質問されまくる」面接(※)なので、通常の面接と「逆」の形式を取っています。

※面接時間は無制限なので就活生は質問がなくなるまで何でも聞くことができます。

他の企業も、採用面接の最後に質問タイムを設けているところは多いです。私はよく「では、面接は以上になりますが、何か質問ありますか?」と聞かれ、内心「たくさんあるけど何を聞くのがベストなの?」と困りました。こんな時、その会社をよりよく知るためにはどんな質問をすればよいのでしょうか?

逆面接でたくさん質問した19卒のリスペクト内定者たち。

「どんな質問をしたらよいか分からない就活生のために、この経験を活かすほかない!」

ついに、内定者だけでネット座談会を開くことになりました。
面接時間3時間半という強者もいるので、有益な情報をゲットできるかもしれませんよ!

 

座談会メンバー紹介

仙台、東京、大阪と全国に散らばっている内定者が、就活生のために集合しました!

仙台

品川職種:ライター
特徴:19卒のガヤ担当
小倉職種:デザイナー・WEBディレクター
特徴:発言に「~」と「(笑)」がつく
山下職種:総合職
特徴:面接3時間半の強者。的確な意見が定評(座談会の司会)

東京

笠原職種:エンジニア
特徴:ふふっと笑う不思議っ子
鈴木職種:総合職
特徴:一般の選考に思うことがある
砂岡職種:総合職
特徴:男気が溢れている

大阪

祝迫職種:ライター
特徴:一人称が「うち」(この記事の執筆者)

 

この個性豊かなメンバーたちから、どんな体験談が聞けるのでしょうか?? 

早速、座談会の様子をみてみましょう!

 

座談会スタート!

座談会では、まず「聞いてよかった質問」と「聞かなくてよかった質問」を挙げました。そして最後にまとめとして「どんな質問をしたらよいのか」についてみんなで考えました。

では、早速ですが座談会の様子をご覧ください! 初対面の内定者が数名いるので丁寧語まじりですが、司会の山下がいい感じに仕切ってくれました。

 

①聞いてよかった! と思う質問

山下じゃあ、まずは聞いてよかった質問から。思いついた人はフリップに書いて発表していきますか。

個性を大事にする社風と選考について

砂岡私は、説明会や面接を受けるなかで、個性豊かな社員さんが本当に多いなって思って。個性を大切にする社風があるという話も聞いていたから、「なぜ個性を大切にするのか」と質問をしたんだよね。
すると、小原さんが「同じような人が集まっても、1+1=2で終わっちゃいがちなんだよね。違う人がいるから、2を超えることがでてくる。1人1人の個性を理解して、一緒にやっていくことが大事じゃない?」と話してくださって。「この会社は個性が強い人が変人扱いされたりするのは絶対ないんだろうな」って思った。

小倉私も同じ質問をして、「個性は掛け算だ!」って言われました~。私のときは、日本食と社員さんの個性を例に話してくださって。「日本食って米と他の食材を掛け合わせた調理をするから、それぞれがもっとおいしくなるんだよね!」って社員さんの個性に当てて説明されてました~。
鈴木私は、リスペクトじゃなくて一般的な選考の話になって。例えばグループ面接でされる質問は、1人2個くらい。「その2個の質問だけで人柄や適性を判断される選考っておかしくないですか」って質問したんだけど。「そういう選考の会社は欲しい人材像が明確で要件が集約されてるからね」って小原さんに言われて、「形式ばった選考が物足りない私は、大企業には行かないほうがいいな」って思った。

 

私服や副業が許可されている理由について

笠原私は、リスペクトが説明会で働き方の多様性を強調してたなって思って。副業で小説家をしてる人がいるって言ってたけど、「その人だけ特殊で、実際には副業をしてる人はいないんじゃないかな?」って思って「なぜ副業を許可しているのか」を聞いたんだよね。
そしたら、小原さんが「逆になんで他の企業が副業を禁止しているのか分からない」と答えてくださって。回答を聞いて、代表がここまで言うんだったら、働き方の多様性が本当に社内に浸透してるんじゃないかなって思いました。
祝迫うちも似たようなこと質問した! リスペクト、私服で面接OKだったじゃん? 会社の考え方を反映してるんじゃないかなって思って、「なんで私服でいいんですか?」って聞いたんだよね。そしたら、そんなこと聞く? って感じで笑いながら「慣れないスーツ着て自分を出せないのは意味ないじゃん」って返されて。その時、考え方が柔軟でいいな~と思った。
山下リスペクトと他社を比べて特徴的な部分を取り上げて聞いてる人が多いね。会社の大事にしている考えが分かるから。だから、来年の就活生に向けて言うならば、ひとつ「会社の特徴的な部分の理由や背景を聞く」っていうのはありなのかなって思った。

 

②聞かなくてもよかったな…と思う質問

山下聞かなくてもよかったなと思う質問があった人、いる?

砂岡私は、聞かなくてよかった質問ないなー。ただ、自分が会社を選ぶときに欲しい情報を色々聞いたから、小原さんにとっては「あほじゃないかこいつ」って質問もたぶんあったと思う。
その点、もしかしたら恥ずかしいことだったのかもしれない。けれど、私が色々気づいたり、知れたりしたことで何か得るものがあったから、しなくてよかったと思う質問はないなって。仮に恥をかいたとしても、自分が何かを得たんだったらいいんじゃないって思う。
山下今は、全部質問してよかったと思っているんだけど、ただ質問し終わった直後に後悔した質問はあって。「(人的な意味で)自分に合った環境で働きたいんすよ」って話したわけ。そしたら、小原さんに「そんな環境はそもそもどこにもない。作るしかない」って言われてその後一週間くらいは「あー、何か微妙な質問しちゃったな~評価マイナスだな~」って思った。が、今振り返ると、結果的に質問してよかったな~って。生き方の指針というと大きすぎる言葉だけど、今すごく(自分の中に)落ちてる言葉になっているんだ。
鈴木私もね~ないんだよね。面接は、評価されてるって感じじゃなくてお互いが考えてることを共有してるって雰囲気だったからこそ、「あ、やっちゃったな」って思うことはなかった。なんなら最後の方、小原さんがお菓子を持ってきてくださって一緒に食べてたし。リスペクトの面接は自分が出せた上に、会社のことも分かったから良かった。だから、形式から少し外れた選考もあるんだよって来年の代に伝えたい。
山下うんうん。就活生に伝えたいのは、どの企業の人事もよくいうけれど、「面接は相互理解の場だから一方的に評価するものではないよ」ってこと。求職者側からすれば、評価されているっていうマインドセットで臨んでしまうけれども、あやみん(鈴木のあだ名)みたいに、本当に相互理解の場になるとプラスに作用する場合もあるからね。だから、ブログを読んでくれている就活生には、お互いを知るというスタンスで面接に臨んでほしいなって思うな。

 

座談会終了間際…

祝迫みんなの体験談、面白かったね~
笠原そうだね!でも結局、何を質問したらベストなんだろう?

 

結局、何を聞いたらいいのか?

山下じゃあ最後に、「何を聞いたらいいのか」について、これまでの話を基に考えようと思うのだが。
鈴木うーん。今更なんだけど、どういう質問をしたらいいのかって、会社によって違うかもしれない。
砂岡私も、リスペクトと他の会社では逆質問の考え方って、たぶん違うんじゃないかなって思う。リスペクトでいえば、お互いに選ぶ姿勢を大事にしてるじゃん?会社を選ぶために必要なことを聞いていいんだよって言われて臨む逆面接がある時点で、逆質問の意図が一般的じゃないと思うんだよね。

山下うーん、内定を取ることを最終目的にしたら、確かに違うと思う。だけど、「自分に合ってる企業を探す」をゴールにしたら、逆質問のスタンスは他の企業も、うちもあまり差分はないんじゃない? 大企業であっても自分をさらけ出してみるのもありかなって。もし落ちてしまったらマッチしてなかったってことだし。そういう意味ではスタンスを変える必要はないと思う。
全員おお~

 

まとめ

座談会、いかがだったでしょうか? 話の内容を以下のようにまとめました。

【就活における逆質問の臨み方】

(1)一般の傾向と異なる部分について「それはなぜなのか」「どんな考え方が背景にあるのか」を聞くと、会社の大切にしている考え方が分かる

(2)事前に質問を考えるときは、その質問の答えが活かせるかどうかに焦点をおく

(3)しかし、「活かせるか分からないけれど、恥をかいても学びになるならいい」と思える場合は、思い切って抱えている疑問を全て聞いてみる

 ※内定がゴールではなく自分に合った企業を探している場合に限る

 

最後に

リスペクトだけでなく、他社の面接でも【就活における逆質問の臨み方】で紹介した点を意識すると「聞いてよかったな!」と思える質問ができると思います。

この記事で、皆さんが少しでも逆質問の時間を有効に使えますように!

あと、「逆面接いいな~」「この会社の選考面白そうだな~」と思った方、是非リスペクトに足を運んでください! (エントリーはこちら

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