展示会で見つけたおもしろブース3選
こんにちは、マーケティングの立花です。
私たちは年4~5回、「展示会」と呼ばれるビックイベントに参戦しています!
今回は、その中で見つけた工夫たっぷりの立花的おもしろブースを3つご紹介します!!
その前に、展示会について簡単に紹介
私たちがよく出展する展示会は、企業向けに行われる展示会であり、多くの企業が一つの会場に集って営業活動を展開します。
来場者のほとんどはビジネスマンで、小さいもので3万人、大きいものだと30万人も集まる企業にとってのビックイベントです。
経営者や大企業の担当者さんといった、普段の営業活動では出会えないような方々と出会うことができ、その場で商談をすることができます。
新規顧客を獲得するというチャンスを無駄にしないためにも、 事前準備やイベントの運営方法を練っておくことはもちろんですが、自社のブースに多くの人が立ち寄ってもらえるような、インパクトのある「ブースデザイン」にすることも重要な戦略です。
おもしろブースをご紹介
1.学校の教室風ブース
研修サービスを展開する株式会社NTTネオメイト様のブースは、セミナー聴講する場所が学校の教室風になっていました!
遠目からでも教育関連のサービスを扱っていることが分かり、それでいてどこか懐かしい……。
来場者がつい足を運びたくなってしまうような作りのブースです。
(2017年 Japan IT Week 秋の様子)
2.全部ダンボール!
見たまんま! ダンボールを扱っている山田ダンボール株式会社様のブースです。
非常にインパクトがあり、ブース全体が自社のサービスであるためどこを見てもアピールにつながるという素晴らしいブースです。
ダンボールでここまで細かく、頑丈に作れるのには本当に驚きました。
(2017年 Japan IT Week 春の様子)
3.マンガ
みなさんは、マンガ好きですか?
小難しい内容が書かれている本でも、「マンガであれば読んでみよう」という心理が働いた経験、ありませんか?
展示会でも同じく、目を引くためにマンガを活用しているブースがいくつかありました。
企業がターゲットとしたいペルソナ像をマンガで表現することで、そのブースを訪れる人が自分事として捉えやすく、足を止めるきっかけを作ることができているのだと思います。
(2014年 Japan IT WEEK 秋の様子)
おまけ
ここまで、いろんな企業様のおもしろい取り組みをご紹介してきました。
もちろん、私たちリスペクトも効果的なブースを作ろうと展示会のたびに頭を捻っていますが、奇をてらうあまり迷走することも……。
最後に、私たちのボツ案をいくつかご紹介します(笑)。
▼ボツ案1:キグルミ大作戦
「目立ってなんぼ!」ということで、展示会会場で印象付るためのキグルミ案をいくつも考えました。
こちらはその中の1つです。
デザイナーさんと一緒に「あーでもない」「こーでもない」と、キグルミのデザインを考えていた過程はすっごく楽しかったです!
しかし、
最終的に、誰がキグルミの中に入るのか……
キグルミを制作するのにかかるコスト……
キグルミって本当に効果あるのか……
などなどの理由でボツに。
実際に制作されずにお蔵入りになってしまったのが非常にもったいない……。
▼ボツ案2:赤色灯作戦
これまた「目立ってなんぼ!」ということで、ブースに目が行く仕掛けとして赤色灯を設置する案が上がりました!
確かに目立つけど……かっこ悪い! ナシ!
ということでボツに。
実際に、他の会社さんで赤色灯をブースに使っている企業さんがいましたが、上の方に設置するのはNGだったようで、床に設置されていました(笑)。
▼ボツ案3:ポップコーン作戦
最後は「匂いで引きつけろ!」ということで、ブースでキャラメルポップコーンを作って配ったらどうか、という案。
ここまでご紹介した取り組みは「目を引くアイディア」ばかりでしたが、展示会場はたくさんの人でごった返すので、目を引くのには限界があります。
それを突破するための策として出たアイディアがポップコーン作戦。
結果的に、ポップコーンに引きつけられた人の名刺をGETしても仕方ないのではないか……ということでボツに。
個人的に「ポップコーンよりコーヒーのほうがありがたいなぁ」と思ったのはナイショです……(笑)。
毎回、いろいろな試行錯誤を繰り返しブースの設計・デザイン、目を引く仕掛けなどを考えておりますが、普段の業務ではできないような挑戦ができるのも展示会の楽しみの一つです!
今後もおもしろい取り組みがあればまたご紹介しますね!