書かないことも? ライター&エディターのお仕事
リスペクトでライター&エディターをしているMです。水分補給はコーヒーでしています。
同じ職業でも、会社によって業務内容に特徴があって面白いですよね。今回は、リスペクトのライター&エディターの普段の仕事について紹介します! 他の会社と同じ部分、リスペクトならではの部分がなんとなーく分かると思います。
そもそも、ライター・エディターとは?
ひとまず辞書を引いてみると、ライターは「文章を書くことを職業とする人」で、エディターは「雑誌・書籍などの編集者」となっています。
リスペクトのライター&エディター
リスペクトのライター&エディターはというと、書く・編集する以外の仕事もあるのが特徴です。
普段の仕事について大まかに分類してみますね。
1.企画
まず「企画」です。企画といっても種類があります。
例えばWebメディアに掲載する記事の企画なら「どんなテーマの記事にするか」「どんな内容を書くか」というレベルでアイディアを考えることが必要になります。
また企業がマーケティングに使用するコンテンツ自体を「どういう方向性にするか」という企画をすることもあります。例えばクライアントの会社で営業さんが商品の特徴をうまく説明できないという課題があったとしたら、説明をサポートするパンフレットを企画するなどが挙げられます。
企画をするときはディレクターや営業を通じて入手した資料・情報をもとにアイディアを出すこともあれば、クライアントとの打合せでニーズを引き出して提案する、みたいなケースもあります。
クライアントの課題を解決可能な企画にするためには、情報収集が欠かせません。情報を集めて、整理して考えるのには頭を使いますが、アイディアが1つにまとまったときや、それをクライアントに喜んでいただけたときは感慨深いです。
2.取材
「取材」は企画や文章の執筆前に情報を集める作業の1つですが、特にインタビューはライター&エディターの仕事というイメージが強いかもしれませんね。
リスペクトだと、採用サイトやオウンドメディアのお仕事で取材に行くことが多いかもしれません。インタビューはもちろん、イベレポ(イベントに参加してレポートする)もあります。
足を運んで直接見聞きすることは単純に楽しいですし、まだ世の中に出ていない情報をゲットできたときは、心の中でガッツポーズするくらいには嬉しいものです。笑
3.ライティング
企画が固まり、材料も十分にそろえたら、いよいよライティングです。こうしてみてみると、書き始める前の準備がいろいろとあるなぁと実感しますね。
つなぎ合わせる言葉を変えるだけで文章の雰囲気が変わるので、企画やターゲットにふさわしい文章をイメージしながらライティングを行います。
読みやすい文章にするために語順を入れ替えたり、言葉を言い換えたりする「推敲」や、ライター&エディター同士で文章をチェックしあう「校正」を行いながら文章をブラッシュアップしていきます。新人のうちは先輩に校正してもらうことで、だんだん文章が書けるようになってきます。
ライティングをする上では「情報の鮮度」も大事にします。読んでいて発見がなくては、わざわざ”読みたい!”と思ってもらえないからです。
4.編集
編集は自分以外の人に依頼して原稿を書いてもらったり、書いてもらった原稿が企画とズレていないか確認・手直ししたりする仕事です。
作りたい記事の量が多いとき、例えばサイトを丸々1つ作る、みたいな案件のときは1人で書いていてはものすごく時間がかかってしまいます。なので複数人で同時進行でライティングをして、1人が編集役として全体を管理するという動き方もよくあります。
5.ディレクション
ディレクションとは案件の進行を管理する仕事です。このあたりになると、会社によってライター&エディターで担当するかしないかのラインが分かれるところだと思います。
受注が決まったらクライアントと打合せしてどんなコンテンツを作るか決めたり、完成までのスケジュールを作ったりします。制作の段階ではライター&エディターやデザイナーなどの関係者に作業の依頼をして進捗を確認しつつ、クライアントへの校正済み原稿の提出を行うなどの役割をこなします。
リスペクト全体ではWebディレクターやアートディレクターがディレクションを行うことが多いですが、文章がメインのコンテンツだとライター&エディターが担当する場合もあります。
6.プロジェクトのプランニング
文章が重要な要素を占めるプロジェクトの場合は、ライター&エディターが設計段階でプロジェクトに加わることがあります。
例えば会社で始める新サービスの設計段階で運用方法についてアイディアを出す、クライアントのメディアに掲載する記事を作るプロジェクトで記事制作フローを提案する、などの動きがあります。
クライアントに喜んでもらえて、読者にとって気づきのある文章を届けられるように頑張ることはもちろん大切です。その上で、同時に自社の利益になるか、スタッフがスムーズに動ける仕組みになっているか、という角度でも考えます。
新しいビジネスを立ち上げるときやプロジェクトをブラッシュアップするときは、ヒントになるような前例がないため、何が良いか・悪いかを自分で考えなければいけません。難しい部分ですが、自分のアイディアをプロジェクトに活かすことができると、とても嬉しいです。
仕事の幅は広がっていく……かも?
全体的にマジメな感じになりましたが……、リスペクトのライター&エディターは職種のイメージにとらわれない仕事をすることもあります。とにかくいろんなことに挑戦する会社なので、あらゆる職種で、業務の幅が広がって新しいことに挑戦するチャンスがあります。
そんなリスペクトのライター&エディターでは一緒に働く仲間を募集していますので、気になった方はぜひ採用ページ(新卒/中途)をのぞいてみてください。