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九份お茶会事件
九份とは、台湾でもメジャーな観光スポットの一つで、映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったという説もある、独特な雰囲気を持つ町です。
写真のように、いたるところに赤ちょうちんが置かれ、常にお祭りのような雰囲気を醸し出しつつも、高地にあるため霧が出やすく、幻想的な雰囲気も併せ持っています。
※この日も霧がすごかったです
様々な店が軒を連ね、
もちろん怪しい日本語の看板もあります。
さて、九份いえばお茶も有名です。
その中でも一際目立つ店が、「阿妹茶酒館」というお茶屋さんです。
湯婆婆の湯屋のモデルになったという説でも有名です。
まずはここでお茶をいただくことにしました。
台湾のお茶は淹れ方に作法があり、茶壺にお湯を入れた後、外から茶壺を温めるためにお湯をかける、茶杯にはあらかじめお湯を入れて温めておく、香りを楽しむための器があるなど、日本とはまた異なった淹れ方でとても新鮮でした。特に、お湯をジャブジャブ使うので、各テーブルに専用のヤカンが用意されているのも驚きでした。
どうも茶葉が残っているうちは何杯でも飲んでいいらしく、もともとお茶が好きな私はここで十分楽しんでいこうと思っていました。しかし、数杯飲んだあたりから西倉さんが微妙に「早く行きたいオーラ」を放ち始めました。しかし、九份今回の旅行の目玉箇所だと勝手に思ってたので、そこは無理を言って最後の一杯まで飲んでいきました。西倉さんすみません。
また、九份は猫が多いことも有名で、猫グッズを扱っている出店も結構あります。実際、歩いているとそこら中に猫がいて、しかも人慣れしているのか寄ってくる猫も多かったです。猫好きにはたまらないですね。
犬もいました。
こういう人懐っこい生物を見ると触らずにはいられない性格なのですが、そのへんの猫を撫でていると西倉さんが一言、
西倉:「よく触れるね」
まあ確かに、外国の、それも外で放し飼いにされているような動物なのでどんな病気を持っているかもわからないわけですが、それでも臆せず触りに行った私の勇気を褒めてくれてもいいと思います。
そうこうしているうちに時間になったので、バスに戻りました。
いや、よかったです、九份。さすが台湾のメジャースポット。また行きたいです。
阿部でした。