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荷物検査で泣く泣くドクターペッパーを捨てさせられた事件

阿部です。

最終日のこと。空港で昼食を済ませ、出国審査を受けに行ったときのこと。

出国ゲートでは始めに荷物検査を行うわけですが、実は阿部は成田空港での荷物検査のときに一度引っかかっており、ベルトから靴から脱がされたあげく、西倉さんに「行く前から何をやっているんだこいつは...」と冷めた目で見られてしまうという悲しい体験をしていたのでした。

そのため、ホテルを出る前からの荷物の準備は万端にし、次は絶対に引っかからないだろうという自信を持って荷物検査に臨みました。

荷物をすべてベルトコンベアの上に置き、ドヤ顔で検査官の横を通り過ぎようとしたら、

検査官：「少々いいですか？」

止められたー！？

阿部：「あ、はい」

検査官：「荷物の中に液体が入ってますね。ここに捨ててください」

そういえば。

無類のドクターペッパー好きである私は、台北101の食料品店でドクターペッパーを見つけてテンションが上がり、そのまま購入したのですが、結局ホテルで飲む機会がなく、最終日のどこかで飲もうとカバンの中に入れっぱなしでいたのでした。

台北101の食料品店。モロに日本の商品を扱ってます

最近はテロを警戒して機内には液体を持ち込むことができず、一定量以上の液体は出国前に捨てなければいけないのですが、それに引っかかってしまったのです。

しっかり準備したのに荷物検査で引っかかってしまったことと、西倉さんに「またか...」という目で見られたことと、楽しみにしていた海外のドクターペッパーを飲まずに捨てさせられたことで、多方向から悲しみが襲ってきた出来事でした。